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3児のパパ。一生学び。

妻、子供と3人大変でも学んでいくブログ。仕事、お金、生活について

いくら読書好きと言ってもしばらく本が読みたくなくなる仕事

印刷会社勤務ですのでたまに書籍を作ったりします。その時に印刷前に内容の確認を行います。

印刷に入ってしまうと間違っていても後戻り出来ないので重要な作業になります。

本を読むのが好きな自分はこの確認を喜んでやるのですが、昨日の仕事は久しぶりにきついと思いました。



仕事の内容としては小説家を目指している学生さんが卒業制作で文庫本を作りたいとのことで、1人数冊ですが文庫本を作って納品するお仕事です。

実際に、文庫本ではなくなんちゃってなのですが、やはりそれらしい体裁になると達成感があるみたいで毎年喜んでいただいています。


毎年この時期にある仕事で、小説読むのが好きな自分としては、もしかすると将来有名な作家さんが産まれるかもしれないとワクワクしながら業務に携わっている仕事です。



自分の役割は小説のレイアウトされたデータをもらってきて、社内でサンプルを印刷したものをチェックし、大丈夫だったら次の工程に回すという役割になります。


自分が学生のころと違うのは、学生さんは当たり前のようにインデザインを使って自分で小説のレイアウトをしてきます。

自分が学生の頃はまだまだその辺りは分業で、ワープロ打ちした文章を、DTPオペレーターがテンプレートに流し込むというような進め方だったと思います。

そういうところからも時代の流れの速さを感じます。



さて個人的に好きな仕事なのですが、今回は違いました。

担当の人が確認用のサンプルを持ってきたのを受け取り、いつまでにチェックすれば良いのか確認しました。すると何か言い辛そうにしてるので、再度聞いてみました。


「申し訳ないんですが、明日の朝までに全部チェックお願いします!今年は入稿が遅れてしまって。。」


ちょっと待て、今20時なんだけど。。


という訳で毎年楽しみにしていた仕事が一転、苦行になるという驚きの事態となりました。


結局は35人分、計5000ページの確認を、色々な業務を終わらせてから開始したのが22時。そこから朝の7時まで時間がかかりました。


チェックしてると確認する文書量が多くて途中から字が記号にしか見えなくなってきてしまいました。日本語は漢字を含めると1ページの情報密度がとても多いので、弱った脳が強制的に遮断したのだと思います。

あとは深夜の仕事で眠気との戦いと、細かい字をチェックするのでひどい眼精疲労に悩まされました。


いつもはこの子は良いなーとか少しは作品を楽しむ余裕があるのですがまったくありませんでした。


何とか終わったので良かったのですが、しばらく活字はお腹一杯で見たくない気分です。。


ただやはりこの中からもしかすると有名な物書きさんが産まれるかもしれないという楽しみがあります。

もし有名になったら、締め切りを守ってくれることを切に願います。